CONCEPT
ひとつのアートに人が集まり、ひとつのアートは世界に広がる
倒叙として訪れたコロナ禍。
OneArtCもそんな世の中の流れと同時に誕生した・・・。
人が集まるイベントなどは続々と中止や延期。
冠婚葬祭まで停止という事態にまでなった。
そんな中でも人々は人と繋がる手段を模索し、外出規制が強いられ当初はズーム飲みや新しいサービスを楽しむ事で一時的な満足感を覚えた。
しかし、それも長くは続かなかった。
あれから1年以上が経ち、残ったのは元々オンラインで行った方が効率が良い仕事としてのツール。
やはり心の中で感じているのは、「リアルがいいよね」
ってのが本音だと思う。
そんな時、アーティスト同士と話す機会が訪れた。
作品を作っても発表や販売するツールが奪われた。
これからどうしていいのかわからない。
このまま作品を作っていけるのだろうか?と。
アーティストというのは、繊細で周りの影響を受けやすい。
だからこそ、繊細な作品を表現出来たりする。
勿論、それは作品にも現れいく。
ネガティブな部分をそのまま作品にする人。
新しいものにチャレンジし、今までやったことのない表現をする人。
作品を作る余裕がなくなってしまった人。
さまざまな事が同時に起こっていた。
今ではSNSなどの普及により容易に作品を見せることが出来るようになっているが、それだけでは伝わらないアートはたくさんある。
質感や感情、なぜこの作品が生まれたのかまで伝えるにはリアルに体験してもらうしかない。
その反面、こんな時代だからこそ生まれたデジタルアートもたくさんある。
しかし皆がデジタルアートへ移行できるわけがない。
徐々に緩和されつつある人の流れだが以前とは全く違った形となっているし、今後も変化していくだろう。
そんな模索の年に生まれたのがOneArtC。
現在、5人のアーティスト、クリエーターが集まり始動している。
時代の流れとともに表現する場や表現方法、アナログ的な表現をどう伝えるか、デジタルの表現をリアルと融合するかなど模索を始めトライアンドエラーを繰り返しながら日々チャレンジ(Challenge)をしている。
OneArtCという名前のコンセプトとなった背景には、
ひとつのアートに人が集まり、ひとつのアートは世界に広がる
というものがある。
Cの頭文字はその時々で変化し、時にはChallengeであったり、Circleであったりと姿をかえる。
最初行ったChallengeでは、
リアルイベントの規模を縮小し、来場出来ない人へも楽しんで貰うためにオンライン中継の仕組みを構築したり、非接触型の表現方法などの模索。
Circle
離れ離れになりかけていたアーティスト同士の繋がりや、アーティストとそれを見てもらえる人々との輪を構築したりもした。
しかしそれだけでは、アーティストの良さや表現・感情が伝わるのが難しいという壁に直面している。
今後もCは変化を続け、形を変えながらアートと人々を繋いでいく。
これからの活動をみてほしい。